コンスタンス ヤブロンスキー、
ニューヨークの“キャットバード”で。
Lifestyle: モデルのお気に入り

Stacked Up

エスティ ローダーのスポークス モデル、
コンスタンス ヤブロンスキーと、
“キャットバード”バイヤー兼ゼネラル マネージャーの
リー プレスナー。
ジュエリーをいくつも重ねてつけるスタッキングを、
EstéeStories(エスティ ストーリー)のために特別レッスン。

ハニー ゴールドの髪、クリスタル ブルーの瞳、そして誰もが目を離せなくなる笑顔。コンスタンス ヤブロンスキーが、エスティ ローダーのミューズとしてふさわしい理由はたくさんある。そんな彼女のサインになっているのが、めったにはずさないという“キャットバード”のバレリーナ イヤリング。

ESTÉE STORIES編集部が、コンスタンスのショッピングに同行したN.Y.でのある日。イースト リバーを渡りながら、「コンスタンスはキャットバードの常連客なのよ。」と語ってくれたのは、ブルックリンを拠点にしたジュエリー ブランド“キャットバード”のバイヤー兼ゼネラル マネージャー、リー プレスナーだ。

ジュエリーは、どこか親密な、秘めた性質を持っているの。

2004年、ブルックリン。当時注目され始めていたウィリアムズバーグの、一風変わったセレクト ショップとしてスタートしたキャットバード。その評判もこのエリアの人気もいよいよ高まり、2年後にはニューヨークで最先端を行くベッドフォード アベニューに、路面店をオープンした。 60人を超える個性的なデザイナーのジュエリーも置いているけれど、イヤリング、リング、ネックレス、ブレスレットなど、基本的には“キャットバード”のオリジナル ラインが中心。

「ジュエリーは、どこか親密な、秘めた性質を持っているの。」プレスナーは、ジュエリーをパーソナライズし、さらにいくつも重ねづけするスタッキングという大きなトレンドについて語ってくれた。それはまさに、“キャットバード”を特別な存在へと押し上げたもの。ESTÉE STORIES編集部は、プレスナーにさらに訊いてみた。なぜジュエリーをたくさん身につけるのか、 “上質なおもちゃ”みたいなジュエリーが、メークアップやマニキュアをどうリフレッシュしてくれるのか、について。

ESTÉE STORIES編集部(以下、編):なぜ最近、パーソナルなジュエリーがファッション業界でこんなに人気なんだと思う?

プレスナー:たくさん理由があるけれど、ひとつはスマートフォンとストリート スナップが増えたせいね。みんな間違いなく、ファッション ショーでスタイリッシュな女性たちがシェアする画像に影響されていると思うわ。iPhoneを手に持って、その指にたくさんリングをつけているの。でもそれ以上に、ジュエリーの根底には、自分の個性への投資だったり、長く使える大切なものになるという考えがあるからだと思う。ファスト ファッションへのささやかな反抗ね。ファイン ジュエリーは、まるでタトゥーのように、人生のさまざまな変化や時間を超えてあなたに寄り添ってくれる。それが、いま人々にとってとても魅力的なんだと思うわ。

編:あなたのお店や、そこに集うセレブリティが、このトレンドを作ったんだと思う?

プレスナー:ベッドフォード アベニューでの数年、私たちはすばらしい顧客と出会ったわ。モデルや作家、メークアップ アーティスト、俳優とか、このエリアにはそういう人たちが山ほどいるから。でもこのトレンドを作ったのは、むしろ一般的な人たちがとても大胆になって、昔なら避けていたスタイルもどんどん試すようになったからだと思う。ナックル リング(爪に近いほうの関節間につけるリング)もそう。ソーシャル メディアの影響も大きいわね。

編:リングやイヤリング、そしてネックレスを、ひとつずつ身につけるのではなく、どんどん重ねるアイデアは、キャットバードのスタイルを象徴するもの。この“more is more(もっと身につければもっと素敵)”のアイデアは、どこから来たの?

プレスナー:これは笑っちゃうくらい、簡単なことなの。一日中ずっとジュエリーに囲まれて働いていたら、あなただって10本しかない指に、もっと色々つけたくなるはずよ。それは健全な欲望だし、いかにもニューヨークらしい考え。つけるスペースを最大にするなら垂直に重ねるしかないし、それは本当に楽しみを広げてくれるわ。

ジュエリーを自慢できるよう、肌のお手入れもがんばってみて。

編:ではちょっと難しい、ピアスやイヤー カフ、フープ イヤリングなど、イヤー ジュエリーの重ねづけについてはどう?

プレスナー:私は90年代に10代を過ごしているから、あの頃のスタイルはとても参考になる。イヤー ジュエリーの重ねづけってとても美しいものなのよ、だって顔にとても近いから。異なる形や素材をまとうほど、とても魅力的なの。

編:イヤー ジュエリーをつけるときのメークアップについて。お互いの良さが引き立つように、メークを変えることはある?

プレスナー:よくあるわ。一番正しいのは、美しいジュエリーがあって、それをヘアとメークで補完する形よね。たとえば私が持っているこのジェニー クォンの、妖精やエルフみたいに繊細なイヤー カフ。これをつけたら、頬骨とおでこの高いところにハイライターを使いたくなったわ。


編:耳もとにたくさん注目を集めたいとき、しない方がいいメークってある?

プレスナー:アイライナーは大好き。でももし耳にたくさんジュエリーをつけるなら、キャット アイみたいなメークは重すぎると思うわ。線がたくさん交差することになるものね。その代わり、私はよく、クリーンな肌にマスカラはたっぷり、そしてきれいな赤の、マットなリップスティックをつけてみるの。を重ねづけするほど、あなたはきっともっと肌をケアしたくなるだろうし、そうすればジュエリーはもっと輝くわ!

編:リングを重ねづけするときのネイル カラー選びにも、同じようなことが言える?

プレスナー:ネイル アートも本当に楽しいことだけど、リングを重ねづけするときはちょっと封印した方がいいかも。シンプルで、クラシックなネイルがいいと思う。だから私たちは、ここにあるみたいなピンクやヌーディなトーン、あるいは赤や黒のネイル エナメルにこだわることが多いわね。それに私はマーメイドみたいな、乳白色のネイルも大好き。とても繊細だけれど、ジュエリーと同じように光をつかまえてくれるの。

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