3 Minutes With…
Victoria Beckhamヴィクトリアが大好きないくつかのこと。
世界から注目を集め、数多くの写真を撮影されてきた
女性のひとりが、メークアップ コレクションを発表すると
一体どんなラインナップになるのでしょう?
ファッショニスタとして、そして実業家としてモード界の第一線で
活躍するヴィクトリア ベッカムがエスティ ローダーと
コラボレーションした夢のようなメーク アップ
コレクションについて語ってくれました。

最近、エスティ ローダーとヴィクトリア ベッカムに関するちょっとした情報を耳にした人もいるのでは!?かつて言わずと知れたスーパー ガールズ グループに所属していたヴィクトリア ベッカムは、世界が羨む夫と子どもたちと幸せな生活を送りながら、実業家として、ファッション デザイナーとして、そして現在はビューティ コラボレーターとしてマルチに活躍中。そんな多彩な才能を持つヴィクトリアが、エスティ ローダーとコラボレーションした、なんとも素敵な限定のメークアップ コレクションを発表しました。ロンドンにあるヴィクトリアの店舗でいち早く行われたこのコレクションのプレス発表会で、自らがデザインした服を身にまとったヴィクトリアがESTĒE STORIES編集部に高ぶる思いを語ってくれました。「これは夢のコラボレーションよ。ずっと自分のメークアップ ラインを持つことを夢見てきたんだもの。そのことを考えると鳥肌が立つわ!」
コレクションのラインナップをのぞくと、肌にいきいきとした輝きを生み出すメークアップ ベース「モーニング オーラ イルミネーティング クリーム VB」や、ほどよいきらめきで目もとに立体感を与えるアイシャドウ「アイ ホイル VB」など、色や質感、仕上がりなど細部までヴィクトリアのこだわりやアイデアが詰まったメーク好きの心を刺激するアイテムばかり。「モダン マーキュリー」という色名のハイライター(日本未発売)は、ヴィクトリアが大好きだった、以前エスティ ローダーで販売していたメークアップ アイテムからインスピレーションを得たもの。ヴィクトリアたっての希望でそれが復活したのです。そして、コレクションのパッケージはエスティ ローダーのアーカイブからインスパイアされてデザインされたもの。この妥協なきヴィクトリアの開発意欲によって、なんとも素敵なメークアップ コレクションが誕生したのです。
心を躍らせたESTĒE STORIES編集部は、今回のコレクションについてさらに詳しく知るため、ヴィクトリアにインタビューを決行。彼女のように美しくなる秘訣をご紹介します。
このメークアップ コレクションは私が主役ではなく、エスティ ローダーを賞賛するためのものだったのよ。
まず、このコラボレーションが生まれた経緯を教えてください。
「サラ(クレアル、エスティ ローダー グローバル パートナーシップ イニシアティブのリーダー)を自宅に招いて、大好きなメークについてたっぷり語り合ったの。ダイニング テーブルいっぱいに自分で混ぜ合わせたメークアップ カラーを広げたり、販売終了してしまった私の大好きだったエスティ ローダーの製品について熱く語ったり。このコレクションのメークアップ アイテムを開発するにあたって、あの時は、メークについてとにかくあらゆることを話し合ったわ。メークを愛する女性にとって、夢のような時間だったと思う」。
いつかはメークアップ コレクションを手がけたいと思っていたのですか。
「ええ! 18歳の時からメークアップ アーティストと一緒に仕事をしてきたから、自分の肌で学んだたくさんのことを世界中の女性たちと共有したいと思っていたの。プロのテクニックはもちろん、たくさんのメークアップ アイテムに触れてきたから、何がいいか、何が悪いかを判断する審美眼もあると思って。今回のメークアップ コレクションで発表するアイテムすべて、まさに私自身を映し出しているようなものと言えるわね。何度も試し、テストを繰り返してつくったもので、私にとっては非の打ちどころのないものよ。発色、質感、仕上がり、すべてがパーフェクト」。
今回のコレクションは、あなたの好きな街からインスパイアされたと聞きました。詳しく教えてください。
「私は過ごす街ごとに、ファッションもメークも変えるタイプなの。私の好きな街は、出身地のロンドンはもちろん、自宅のあるLAが大好き。そして、オフィスを構えてショーを行っているニューヨーク。それと、パリ。そう、パリ、イコール、ファッションの街よね!日常でも旅先でも、簡単かつミニマルなステップでパーフェクトなメークに仕上げるのが私のこだわりなの。どんなメークをするとしても使うアイテムはせいぜい4~5個で、シンプルで簡単に済むということを、使う人に知ってもらいたいわ」。
今回のコレクション ルックのイメージを教えてください。
「ロンドンのルックは、クールでエッジーなロック ガールのイメージ。夜の雰囲気の中に戸惑いがあり未完成な部分を秘めているイメージ。そんな彼女はクールでミステリアスな女性だけど、周りを惹きつけてしまう華やかな魅力も持ち合わせているの。
パリのルックは、漆黒のアイライナーで目もとをくっきりとさせた印象的なまなざしに、マットなダーク レッドのリップを合わせるの。簡単なのにモダンでエレガントなパリジェンヌ顔になれるわ。
ニューヨークのルックは、ほんのりきらめく日焼けしたような色の肌に、鮮やかなブルーのアイシャドウで吸い込まれるような美しいまなざしを演出できるようにしたわ。とてもいきいきとした印象よ。口もとはヌーディなベージュ トーンで抜け感を。このコントラストがスタイリッシュなニューヨークの女性を思わせるの。
LAのルックは、私が大好きなLAのすべてが詰まっているわ。ヘルシーな肌の光沢感、フレッシュな若々しさ。そして温かみのあるカラーが、太陽の光を浴びていきいきとつやめくの。
マイアミは、灼熱の太陽と活気あふれる現地らしいカラーにあふれたルック。温かみのある日焼けしたような色の肌に、濡れたようにいきいきとつやめく頬。目もとはゴールドのきらめきでアクセントを入れつつ、エレクトリック ブルーを下まぶたに入れて、クールな刺激を添えてみたの。
パッケージは、何からインスピレーションを受けたのでしょうか?
「エスティ ローダーのアーカイブにインスパイアされたの。このメークアップ コレクションは私が主役ではなく、エスティ ローダーを賞賛するためのものだったのよ。50年代のクラシックなケースに、ブロンド ゴールドで私のサインを入れているの。一部のアイテムのパッケージには私の店の窓にあるようなロゴが入っていて、そんな細かい部分だけど、私のユーモアのセンスや個性を感じてもらえたらと。ちょっとした楽しみを持つことは大切なことで、それは私の、そして私のブランドの、とても特徴的なポイントよ」。
あなたのメーク法を教えてください。
「「モーニング オーラ イルミネーティング クリーム VB」で肌をつややかに整えた後、ダーク カラーを使ったアイ メークで印象的な目もとに仕上げるのがお決まり。たいていは、ブラウン系のアイシャドウをベースとして使った後、目もとのキワにブラックを使ってフレームを引き締めるの。アイライナーとブロンザーはマストハブ。特にブロンザーは、太陽のイメージがあまりないロンドンで過ごしてきたから必要なの。そしてこの2アイテムを使うと、フェース ラインが引き締まってメリハリのある顔立ちになるわ。それから明るめの色のリップ スティックかリップ ライナーを使った上に、リップ クリームかリップ グロスをちょっと足して完成」。
撮影:ラクラン ベイリー
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